初心者のための豆知識
コピー・貼り付けを素早く行う
みなさんはショートカットキーという言葉をご存知でしょうか?
「え?いまさらなにいってんの?」という方には申し訳ありません、このページはお役に立てそうもありません。
ただ、「はじめて聞いた」「聞いたことはあるけどよく知らない」という方はもう少しお付き合いください。きっとお役に立てます。
例えばいろいろなソフトを使っていてコピー・貼り付けをする場面はたくさんあります。ところがこれを実行する方法はひとつではありません。
たぶん最初に覚えるのはメニューから「コピー」を選んで同じくメニューから「貼り付け」(ソフトによってはペースト)をクリックという手順でしょう。
少し慣れてくるとツールバーの「コピーボタン」をクリックして同じく「貼り付けボタン」をクリック。
さらに慣れてくると右クリックのメニューから「コピー」「貼り付け」。
ところがこれよりもさらに素早くできる第四の方法があるんです。それがショートカットキーです。
コピーしたい文章をまず選択します。そのままキーボードの「Ctrl」と書いてあるキーを押しっぱなしにして、キーボードの「C」を一回ポンっと押します。
なんとこれでコピーしたことになるんです。Ctrl(コントロールキーといいます)を押しっぱなしでCを押す、という動作をCtrl+Cと書きます。
次に貼り付けたい場所をマウスでクリックして、同じ要領でCtrl+Vとやると先ほどコピーされた内容が貼り付けられます。
この「Ctrl+C」や「Ctrl+V」のようなソフトに特別な指示を出す意味を持ったキーをショートカットキーといいます。
ショートカットキーはほとんどがCtrlキーと何か別のキーの組み合わせです。なぜこれが便利かというと、
- いくつかのショートカットキーはソフトが違っても意味が共通している
- 慣れてくるとマウスを使うより圧倒的に早い
- Ctrl+C
- コピー
- Ctrl+V
- 貼り付け
- Ctrl+X
- 切り取り
- Ctrl+Z
- やり直し(取り消し)
- Ctrl+S
- 上書き保存
- Ctrl+N
- 新規作成
- Ctrl+O
- ファイルを開く
- Alt+Tab
- Tabキーをポンポンと押すごとに起動しているソフトが切り替わる
- Windowsキー(一番手前の左の方にあるキー)+D
- 全てのウィンドウを最小化してデスクトップを表示
これだけ覚えるだけで作業効率は格段に違います。是非お試しください。